薬を飲まずに生理を遅らせる方法！ピルを飲みたくない人の対策を初心者向けに紹介

旅行やイベント・温泉と生理がかぶりそうになると、予定日を遅らせて自由にコントロールができるようになると良いですよね。

とはいえ、ピルを飲んだことがない人は薬を飲まずに生理を遅らせる方法があると身体の負担や抵抗がなくて嬉しいでしょう。

そこでフォレストサポート編集部では、薬を飲まずに生理を遅らせる方法を詳しく紹介しています。

薬を飲まずに生理を遅らせる方法

薬を飲まずに生理を遅らせる方法を3つの口コミをもとに詳しく紹介します。

ピルを飲んだ経験がない人や薬を飲まずに生理を遅らせる方法が分からなくて判断ができずに悩んでいたら、口コミや疑問で多い3つのポイントを参考にしてください。

薬を飲まずに生理を遅らせる食べ物・飲み物はない

1つ目の多い口コミは、食べ物・飲み物など口から摂取して薬を飲まずに生理を遅らせる方法です。

2024年7月時点では、食べ物や飲み物だけで生理を遅らせる方法は証明されておらず、生理が遅れた人は偶然にも特定の栄養素や食べ物を食べていたことで口コミが広まった可能性が高いでしょう。

SNSやYahoo知恵袋で出ている食べ物や飲み物で生理を遅らせる種類は以下の通りですが、ピル以外の方法はないので注意が必要です。

大豆・大豆製品	大豆イソフラボンは、女性ホルモン（エストロゲン）と似た働きに期待できる。 一方で、過剰摂取すると体調不良につながりやすく、結果としてホルモンバランスの崩れから生理が遅れても身体の負担が多くてリスクが大きい。
肉・魚・卵・乳製品	動物性たんぱく質からできている女性ホルモン。 多く摂取すれば生理周期が乱れる口コミがあっても科学的な根拠はなく、ホルモンバランスの崩れから生理が遅れても身体の負担が多くてリスクが大きい。
チョコレート	チョコレートにはポリフェノールが含まれていて血流改善効果に期待ができることから、生理予定日がズレる人がいても確実な対策ができるわけではない。
炭酸水・コーラなどの炭酸飲料	偏った飲料水を飲むことでホルモンバランスの崩れから生理予定日からズレる可能性はあっても、科学的な根拠はない。
プロテイン	1日の大半をプロテインだけ飲むことでホルモンバランスの崩れから生理予定日からズレる可能性はあっても、科学的な根拠はない。

薬を飲まずに生理を遅らせるツボの効果はない

2つ目の多い口コミは、ツボ押しをして薬を飲まずに生理を遅らせる方法です。

インターネット検索やSNSでは、ツボ押しをすることで生理予定日のコントロールがしやすい口コミも出ていますが、確実な調整ができるわけではないのでピル以外は対策できません。

口コミで出ている薬を飲まずに生理を遅らせる主なツボ押しの種類は以下の通りですが、いずれも対策は難しいでしょう。

三陰交（さんいんこう）	内くるぶしの上から指幅4本分上がったところ（骨と筋肉の境目）
地機（ちき）	膝の内側の下にある骨のくぼみと内くるぶしのを結んだ線の上から3分の1のところ
関元（かんげん）	おへそから指4本分下のところ
耳神門（みみしんもん）	耳介の上内側にある三角形のくぼみの上のところ

ツボ押しをすることで血流が流れ、リラックス効果からストレス解消につながり、不順だった生理予定日のコントロールができたとしても意図的に遅らせることは難しいです。

一方でツボ押しをしすぎることで身体への負担が大きくなり、体調不良やケガにつながる可能性があるため、メンテナンス目的で正しい方法で程よくツボ押しをするようにしましょう。

薬を飲まずに生理を遅らせる運動の効果はない

3つ目の多い口コミは、運動をして薬を飲まずに生理を遅らせる方法です。

激しい運動をすることで身体への負担やストレスがかかること・エネルギー不足で生理予定日がズレる可能性はありますが、確実な対策ではなく、運動量・激しさには個人差があるので注意が必要になります。

身体に合った運動をバランス良くすることは重要ですが、慣れない激しい運動を継続することで負担が大きくなり、生理が遅れる以外にもケガが生じるリスクにも注意が必要です。

運動は生理を遅らせるのではなく、運動不足やストレス解消で生理不順のコントロールをする目的ですることは推奨できるため、身体に合わせてバランスの良い調整ができるようにしましょう。

2024年時点では薬を飲まずに生理を遅らせる方法はない

前述の通り、2024年7月時点では薬を飲まずに生理を遅らせる方法はないです。

生理を遅らせるにはピルを飲む方法があり、中用量ピルまたは低用量ピルで生理予定日のコントロールができます。

中用量ピルまたは低用量ピルはいずれも医師のカウンセリング診療は必須条件で、産婦人科や病院・オンライン診療で処方してもらえるため、生活環境に適した方法を選ぶと良いでしょう。

産婦人科や病院	診療時間に合わせて直接訪問し、医師の対面診療を受けた上で低用量ピルや中用量ピルを処方してもらえる
オンライン診療	スマホがあれば自宅でもビデオ通話や電話・チャットのカウンセリング診療で低用量ピルや中用量ピルを処方してもらえる

オンライン診療は、はじめて低用量ピルや中用量ピルを処方してもらう人でも対象で、外出する手間なく手元へ届くスムーズさがおすすめです。

産婦人科や病院は医師に直接会って相談ができるので、生理を遅らせる正しい飲み方を確認できるメリットはありますが、生理予定日の1週間前までには手元にないと間に合わない可能性があるので注意しなくてはなりません。

診療時間とあなたの生理予定日を比較して、1週間前までにはいつでも低用量ピルまたは中用量ピルを飲める状態にできる準備をしましょう。

生理を遅らせるには中用量ピル・低用量ピルが一般的

薬を飲まずに生理を遅らせる方法はないため、低用量ピルまたは中用量ピルを飲んで対策をしなくてはなりません。

いずれの処方も医師のカウンセリング診療は必須条件ですが、服用の継続や妊娠阻止・副作用対策でおすすめが異なるので、目的に合った種類のピルを飲むと良いです。

2種類のピルとあなたのイメージを比較して、スムーズに生理予定日の調整ができるようにしましょう。

中用量ピルはオンライン診療で最短翌日に手元へ届くスピード感

中用量ピルは生理予定日をコントロールする目的のピルで、ズラしたい生理開始予定日の5日～7日前に服用をはじめます。

低用量ピルと比較して吐き気などの副作用が強い口コミは多いですが、低用量ピルよりも1回の生理予定日における調整がしやすい購入ができるメリットが特徴です。

産婦人科や病院・オンライン診療によっては吐き気止めをもらえることもありますが、副作用が気になる人や休める状況ではなければ中用量ピルよりも低用量ピルの方が身体の負担は減らしやすいでしょう。

メリット	デメリット
生理を遅らせることが目的のピル 生理を遅らせるタイミングのみ服用 低用量ピルよりも1回プランが多い	低用量ピルよりも副作用が生じる可能性 生理予定日の5日〜7日前までに準備する必要がある 取り扱いをしている産婦人科・病院・オンライン診療が限られている

低用量ピルなら妊娠阻止・生理予定日のコントロールでおすすめ

低用量ピルは妊娠阻止や生理予定日をコントロールする目的で飲むピルで、ズラしたい生理開始予定日の5日前に服用をはじめます。

中用量ピルと比較して低用量ピルの方が副作用が少ないとされており、妊娠阻止目的でも日頃から服用している人は一定数（日本では0.9%程度）います。

海外では、カナダやドイツなどは2人に1人近くが低用量ピルを服用している割合（参照：2019年の国連人口部の統計）で、低用量ピルの服用は一般化されていると見てもおかしくないでしょう。

基本的には妊娠阻止が目的で飲みますが、生理不順の調整でも効果が期待できるため、生理予定日のコントロールにも活かせます。

メリット	デメリット
中用量ピルよりも副作用が少ない可能性 生理をずらす他に妊娠阻止対策ができる 継続的な服用をすれば安いプランが多い 産婦人科や病院・オンライン診療の取り扱いが多い	定期便プランの方が安いプランが多い 解約条件を確認しないとトラブルになる可能性がある

薬を飲まずに生理を遅らせる方法に関するよくある質問

薬を飲まずに生理を遅らせる方法に関するよくある質問を紹介します。

ピルを飲んだことなない人や生理予定日をずらしたい日が近づいて悩んでいる人は、よくある質問を参考にしてください。